人になにかをしてもらいたい時に気をつけるべき3つのポイント(特に仕事で)
お疲れ様です、manji6です。
仕事はつまるところ人と人との関わり合いで成り立つものが多いと思います。
(ただし凄腕エンジニアを除く。)
そういう中で、よくあるシーンとして「人に何かをしてもらいたい(依頼したい)」ときってありますよね。
例えば・・・
- なにかチームメンバーに作業を依頼したい時
- 上司に何かお願いをしたい時
- 部署をまたいでお願いしたい時
などなど。
ふと自分でも考えると些細なことから大きな事までいろいろあると思います。
そういう時に、依頼した方も依頼された方も気持ちよくやったほうがいいですよね。
そんな時に気をつけるとより円滑に進む、私なりの3つのポイントを纏めました。
Contents(目次)
1. 自分と相手の損得を意識しよう
やっぱりお願いする側は「得」っぽいしお願いされる側って「損」っぽいですよね。
突き詰めて人は損することに抵抗がある生き物です。
(心理学で言うプロスペクト理論とかそういう話ですね)
やっぱり自分から損を自ら進んでOKとするのであれば以下のような条件が当てはまるかがポイントです。
- 相手が相当徳が高い人
- それほど大変じゃない事(相手目線で考える)
- 相手自身で何か得になりそうな事(経験とか)を見つけた
- 相手との関係値が出来ている(信頼関係)
まぁどういうパターンにせよ、損得が発生している意識は持つことが大事です。
- 相手にお願いすることはどのぐらい「損(大変)」なことか考える
- 大変だなと思ったら何か得な要素を見つけて伝える
- もし、何もしてもらう相手に「得」が無い場合は?
- 効果は薄い可能性もありますが、何かを作るのも手です。(“返報性の原理”)
2. お願いする理由と自分の目標を共有しよう
いきなりお願いされただけだとやっぱり理由が不明ですよね。
例えば「これをお願いします」と言われただけの作業だと、相手との立場によっては命令という事で理由は消せる可能性がありますが、そうじゃなければ大体もやっとするはずです。
(これも相手との関係次第で大丈夫なことは多いですが、一例として。)
人は理由付けが欲しい生き物です。
アドラー心理学にもある「内発的動機づけ」という言葉もありますように、
何か仕事や作業に対して理由や動機は不可欠なポイントです。
だからこそきちんと、理由を伝える必要があります。
また、この理由を補強するために「自分の目標」を伝えてあげるといいこともあります。
(逆のこともたまにあるのですが・・・)
- お願いする理由をちゃんと伝えよう
- その内容を通じて自分がどんなことを目標としているのか伝える
3. できる限りの準備をしよう
やっぱり人にお願いするということは、自分ができる所までやった上でお願いすることが重要です。無理強いはお互いに難しいです。
なので、相手のことを思いやって何か準備やサポートをすることが重要です。
- ひょっとしたら期限が急ぎなので調整ができないかもしれない
- 一部自分が作業を代行してあげる、一緒に手伝う
- やり方が難しいかもしれない
- わかりやすい使い方の記載をする
最後に
この考え方は「お願いする」ということをする時すべてに適用は出来ると思ってます。
例えば企業間の何かでも、基本的には同じ考えかなと。
こういう意識をしていくことは重要だと思ってます。give & take の関係は意識して損はないかと思います。
まとめ
- 仕事をしているとよく誰かにお願いするシーンはよくある
- お願いする方もされるほうも気持ちよく出来るように気をつけるポイントは3つ
- 自分と相手の損得や気持ちを意識しよう
- お願いする理由と自分の目標を共有しよう
- できる限りの準備をしよう