お世話になっております、manji6です。
東京オリンピック2020のチケット抽選結果でましたね。
皆さん当たりましたか? 私は気がついたら申し込みし忘れてました・・・。
…という間抜けは話はおいといて。今日はこの東京オリンピックの観戦チケット抽選結果を見て、いかにチケットの抽選システムが難しいものかを掘り下げてみたいと思います。
- 抽選結果の状況を見る
- 今回のチケット抽選システムの問題点
- manji6的改善提言
- きっと自分は当たるかも…という期待を誰もは持ってしまうコトへの対処
- 仮説1:期待値は先に見せたほうが良かった
- 仮説2:そもそも、当選した数が増えると確率が減るようにすればよかった
- まとめ:抽選って難しい
Contents(目次)
抽選結果の状況を見る
割と当たってるって流してる人も多いですね。例えば芸能人系。
- 当たった!五輪チケット当選告白した芸能人/まとめ – 芸能ライブ速報まとめ : 日刊スポーツ
- オリンピックチケット抽選結果 | はあちゅう オフィシャルブログ「旦那観察日記」Powered by Ameba
まぁ芸能人の方々は「当たったから」出してる人も多いと思いますし、そもそも当落どちらにしても情報発信のネタになるから良い取り組みだと思ってます。一般の方々の結果も例えばこんな記事も出てますが、割と1口以上の当選確率が3割ぐらいのようです。
五輪開会式チケット当選が狭き門に/日刊アンケート – 五輪・一般ニュース : 日刊スポーツ
また個人の結果をTwitterで眺めるとこんな感じの情報も。ちょっとネガティブも多いですね。
今回のチケット抽選システムの問題点
今回のチケット抽選に関する問題点として、以下があると思ってます。
- 当たった人は複数当選しているが、当たらない人は0が多い。
それが事実かどうか、どういう購入方法をしたのかはさておき「そういう情報が世に出回ってしまった」。 - 日本中で観戦したいという人が多かったため、おそらくマイナーな競技であっても比較的高倍率になった可能性。
- そもそも注文時の混乱がありネガティブな情報がはびこった。
manji6的改善提言
きっと自分は当たるかも…という期待を誰もは持ってしまうコトへの対処
人は抽選のときに当たるかな…?と思いながらも、期待値は高く持ちやすい生き物です。
どうしても今回のような抽選の場合、皆さんどうやら当たってる人は数十万〜百万レベルでの抽選を出してるようです。
実際確率的に言えば、おそらく100万出しても5万ぐらいの当選だったとするのであれば、そのぐらいの抽選を購入したい人は出すべきだったはずなのにもかかわらず、大量に当たった時のリスクがあると思ってしまったのでは。
実際は、公式のリセールサービス(当選したが購入出来ない事情を抱えた人が権利放棄→再販売を出来る)が出来るようなので、実はもっと応募しちゃえばよかったというオチぽいです。
仮説1:期待値は先に見せたほうが良かった
これは多くの人が意見をしてますが、確率はオンラインで応募してるんだからある程度計算できたんじゃないかなとおもってます。それは参考値でも前日での応募数からの統計的類推でも、AIを使っての予測でもどれでもいいと思うのですが…
やっぱりどのぐらいの確率か見えたほうが期待値をある程度下げる効果+応募もっとしておこうかな(今この抽選を出してる人はかなりの確度で見に行きたいという気持ちに偏ってるので)ということになったんだと思います。
仮説2:そもそも、当選した数が増えると確率が減るようにすればよかった
おそらく、2口以上当たった人と0の人がいる事を踏まえるとどうやら、競技ごとに単純抽選をしていたように見えます。
となると、倍率の高いものばかり抽選にした人はおそらく高確率で0になってしまったのではないでしょうか。
今回、そもそも組織委員会がどう考えているのかはわからないですが多くの日本人が観戦してもらったほうが良いと考えていたとするならば、当選処理は競技ごとにしつつも、チケット当選してる口数で確率を減少させるべきだったのかもしれません。
応募人数が多い競技から抽選を行っていき、1口でも当たった人は2口目については倍率が減る(or 0口の人を優先)としたほうが観戦出来る人は増えたとは思います。ただし、これはやりすぎると批判もでそうですが。
まとめ:抽選って難しい
ということで、なかなかこんな規模の抽選ってないので、せっかくだから取り上げてみました。
考えれば考える程抽選って難しいですね。別に今回のやり方も悪いとは一概に言えません。
というのも、資本主義ではあるので最初の時点で「大量に当選しても大丈夫な経済状況の人は沢山応募出来る」というのがまさにそれに値します。結局お金持ちはいっぱい応募出来るし、結果的に当選しやすいという。