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Design Thinking(デザイン思考)の意味をわかりやすく言い得て妙だと思った

最近仕事をしながら、多摩美術大学(TUB)の東京ミッドタウン・デザインハブの取り組みでYouTubeに公開されている色々な方々の授業(セッション)を見てます。

こちらの多摩美術大学の教授である深澤さんがそこで、Design Thinkingを説明しているのですが、非常にこれが今まで言語化しにくかったこのデザイン思考の概念を上手く捉えてるなーと思ったので。

「日常に溶け込むデザインとは?」講師:深澤直人

Design Thinking(デザイン思考)は、考えることではない。
感じたことを自覚できる力です。

いやー言い得て妙。
Design Thinking(デザイン思考)って要は総量的な評価等から始まるわけではなくて、リアルなそのひとりひとり(自分自身含む)が利用者、ユーザー等そのサービスやプロダクトを利用享受する人となったときにどう感じるか?からスタートしますよね。

それって、何を自分自身が感じているか?を整理して言語化してるんですよね。
色々なところでこういう考えを使って議論とかしてるのですが、上手くこういう考えができる人とできない人っていると思ってます。それって自分がどう感じてるか?を感じれてない(言い換えるならば注意深く観察できていない、流してしまう)という気がしています。

更に深澤さんはこのセッションの中で「感じたことは普通自覚しない」と言ってるのがまさにそれですね。
普通に生活してると、実はそれって自覚してないんですよ本当に。

でもその感覚ってすごく大事で、業種業態職種に関係なく大事なんだなぁと。

個人的にすごくスッキリしたのでメモがてら。